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Origin Story一級建築士の私は、
ルールを守って設計する仕事。
ルールを守らせて審査する仕事を
していました。
しかしトレードでは何度もルールを破って、口座を倒壊させました。
ある日の、数万円の損切り。取り返そうとして連打。含み損が一気に膨らみ、逆指値に次々刺さって資金が消えていく。気づけば、自分で決めたルールなど一つも守れていませんでした。翌朝には冷静になっていて、そしてまた同じことを繰り返す。それを何年も続けていました。
「頼むから誰か、私の手を止めてくれ」
これは比喩ではありません。手法の勉強でも、メンタルの本でもなく、物理的に手を止めてくれる何かが欲しかった。そのとき初めて、自分が求めているものが「知識」ではないと分かりました。
私は一級建築士として、建築基準関係規定というルールを守って建築物を設計してきました。その後は行政庁で建築確認審査に携わり、設計された建物がルールを満たしているかを審査する仕事もしていました。
建築の世界では、「利用者が気をつけて利用すれば安全」な設計は失格です。最低限の基準である建築基準法を守り、想定される被害を最小限に防ぎ、人命を守る安全な建築物を計画する。危険があってから直すのではなく、危険があっても人命は守れる建築物を先に作る。それが仕事でした。
トレードで危険が起きる瞬間は、はっきりしています。損切りが確定した直後の数分間です。建物であれば、そこに構造的な補強を入れたり、防火防煙対策をしたりします。ならばトレードでも、その数分間だけ物理的に発注できない仕組みを作ればいい。
そうして出来たのが、MT4 Lock System です。これは商品として企画したものではなく、私自身を止めるために作ったツールでした。
勝率が上がったからではありません。負ける日はいまでもあります。変わったのは、負けた日がそこで終わるようになったことです。損失が、想定内の損失のまま終わる。それだけで、資金曲線の形は変わりました。
手法を学ぶ前に、自滅を止める。それが、FXで人生を再起動させるための最短ルートだと考えています。