以前ダイエットに火が付いたことについて書きましたね。
肥満によりIQ低下、デイトレに支障がでることを危惧してのことでした。
肥満で判断力とIQが低下!?デイトレードで継続的に勝つためにダイエットする意味とは?
今回はそんなダイエットに関係し、
さらに私の生活を一変させるキッカケとなった
本についてご紹介します。
その本とは、
「LIFE SPAN 老いなき世界」
「空腹こそ最強のクスリ」
「LIFE SPAN 老いなき世界」は、
ハーバード大学教授デビッド・A・シンクレア氏著、
老化は治療できる病であることを科学によってそのメカニズムを解明しており、
amazon医療・医薬品部門でベストセラー1位となっています。
「空腹こそ最強のクスリ」は、
医学博士の青木厚氏著、
33万部突破のベストセラーで
ノーベル賞を受賞したオートファジー研究から生まれた
医学的に正しい食事術について書かれています。
この2冊、結構衝撃的なことが書かれていて
いままでの常識が覆される感覚を体験しました。
興味ある方はぜひ実際にお手に取って読んでみる事をお勧めします。
それで、この2冊に
共通して書かれていることが
食事を減らすことが健康にいいということ。
食事の回数、そして、量を減らす。
現代人は明らかに食べすぎであり
食事は1日1食、多くても2食。
さらに、空腹である時間をなるべく長く確保しましょうということです。
細かい理由とかについては
ここでは割愛しますが、
とにかく、健康のためにはそれが正解だということを知り、
今までの常識がひっくり返って衝撃を受けました。
小さいころから、親やおじいちゃんおばあちゃんに
「たくさん食べなさいよ~」と言われ、
「食べればたくさん成長するし、体も丈夫になるから」と言われ、
とにかく栄養をたくさん、可能な限り摂取する。
出されたものは全て残さず食べるのが当たり前。
健康になるために食べた方がいいんだ。
って当たり前のように思っていましたが、
違うらしいです。
健康のため、老いないためには、
食べない方がいい
という事実。
ちょっと衝撃的でした。
でも、これはダイエットには好都合な事実ですよね。
ダイエットはしたいけれど、食べないと健康に悪いと思っていた人にとっては
かなり好都合。
もともと、学生時代は朝食を抜いていたのが普通だった私は
朝食を食べずひとまず1日2食にし、かつ、
なるべく20時までに夕食を終えて
それ以降は昼食の12時まで水以外口にしない。
つまり、空腹時間を16時間確保する。
という生活に変えようと決めました。
そもそも、
1日3食を食べるようになったのは、
エジソンが発明したトースターを普及させたいから
朝も食べた方が絶対にいい!ってマスコミを使って宣伝したから
という説があります。
また、ドイツのフォイト栄養学の誤りが
普及してしまったことも原因と言われています。
実際は2食で十分だったんですよ。
3食必要だと洗脳されていただけなんです。
話を戻しますが、
決意した私は例のごとく即実践。
当日の夕食後から16時間食べ物を断ちます。
ただし、食べた事にカウントしなくていいものもあるらしいです。
野菜、ヨーグルト、素焼きのミックスナッツ等。
あまりにも空腹で耐えられない時は
ミックスナッツを食べようと買っておきました。
そしていざ、初日。
夜23時頃になるともう口寂しくてたまらない、、、
水を飲んで落ち着かせるが
どうにも食欲は収まらない。
そりゃそうです。
食後にはコーヒーと共にちょっとしたお菓子をつまみながら
テレビを見るのが習慣になっていた私なので。
あ、ちなみにお酒は全く飲めないので飲みません。
仕方ないので、ナッツを食べます。
ボリボリボリボリと
止まりません。
結局200g程度の袋を一袋全部食べてしまいました。
まあいいんです。
ナッツはノーカウントだし、
想定内です。
早めに寝るとしましょう。
翌日は、朝食を食べないので水だけ飲んで出勤です。
朝の歯磨きが不要でちょっと楽。
(これ意外といいですね。)
そして、仕事がワリと忙しかったので12時まであっという間に過ぎてラッキーでした。
忙しくない日は机の引き出しに忍ばせたナッツをこっそりボリボリ食べていました。
、、、という感じで1日2食はナッツさえあれば比較的簡単になんとかなりました。
ナッツノーカウント最強です。
とにかく、空腹を感じたらナッツ。
口寂しくて我慢できなくなったらナッツ。
ストレス感じたらナッツ。
と、我が回復アイテムよろしくとばかりに
めちゃくちゃ食べてました。
まあ計画が挫折するよりは何倍もマシです。
ちなみに、不飽和脂肪酸が豊富でオートファジーを促進する効果があるとのことで
むしろ食べた方が体にはいいらしいですよ。
仙豆だと思ってボリボリ食べてました。
(そういえばヤジロベーが仙豆を一気に食べて太ってたシーンがありましたね。)
そして慣れてくるとナッツも別に食べなくも平気になってきます。
あと、オートファジーというのは、
16時間食べずに内臓を休ませたことに対するご褒美のようなもので
プチ飢餓状態で危機を感じた体が、古い細胞や老廃物から新たな細胞を作るという
最強の状態のこと。
体が活性化、若返り、老廃物をなくします。
もはやいいことしかない!
それと、少し心配だったのですが、
朝食べないと脳に栄養がいかなくてフラフラするのかな~って思っていたこと。
確かに、最初の3日ぐらいは頭がぼーっとしたり若干頭痛があったりしましたが、
その後は逆に快適で、
頭がスッキリしていると感じることの方が多かったと記憶しています。
これに関しては、
頭が働かなくなるって言われている原因が
ブドウ糖が不足して脳にエネルギーが行かなくなるからと
言われています。
ところが、
ブドウ糖がない場合は肝臓に蓄えられたグリコーゲンを
グルコースに変換してエネルギーとして使います。
それも枯渇すると、
体内に蓄えられた脂肪をケトン体に変換してエネルギーとして利用するのです。
つまり人間の体は実にうまくできていて
飢餓には強くできているので問題ないのです。
それどころか、オートファジーで若返り効果もあるなんて最高じゃないですか。
あ、でも
副作用でちょっと口が臭くなります。
なんか腐ったリンゴ臭?みたいな。
これも最初の頃だけなので
リンゴ食べたと思って我慢、我慢。
結果として
1日2食&16時間断食は
痩せるし健康にいいし頭もスッキリ冴えるし
いいことしかない!
という結論で落ち着き、継続することに成功しました。
今回はここまでです、さらにその先の話もあるので
また別の回に。
デイトレで人生に改革を!
では。