こんにちは、hiroxです。
このブログでは、FXトレーダーとして成功し、経済的、時間的自由を手に入れるための自己改革について解説しています。
掌蹠膿疱症に負けない
前回、意志力がトレードで重要であることをお伝えしました。
意志力は脳の力です、当然、健康状態や精神状態に異常があると万全な力を発揮できません。
私は、とある症状に長い間悩まされていました。
二十歳頃から発症し、症状に緩急はあるものの実に20年近く苦しまされました。
それが、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)。
手や足に小さな水ぶくれ(膿疱)が多数でき、猛烈なかゆみをともないます。
かきむしった皮膚は破れ、出血と破れた膿疱でひどい状態になります。
その後、皮膚が治ってきて固くかさぶた状になりますが、完治する前に再び膿疱が出てきて繰り返します。
寝る時はかきむしらないように手袋が必須ですし、日常でも手袋で傷を隠すこともあります。
とにかくストレスで、治せるのであればどんな代償も払うという思いでした。
私の場合は手の指に症状が出ることが多く、幸いにも足には出ませんでした。
当時の手の写真がこちら↓ あまり気持ちのいいものではないので見ない方がいいかもしれません。
この症状を抱えたままではよいトレードをすることは難しいと判断していましたが、どうにも治せず悩んでいました。
そもそも病名が掌蹠膿疱症であるということにたどり着くまでに15年ほどかかっています。
皮膚科に行っても、”とびひ”だから清潔にしたほうがいいだとか、
特に病名も言われずステロイドを処方されるだけだとか、西洋医学の対処療法では拉致があかないと感じていました。
そこでたまたま見かけた漢方内科に行ってみたところ掌蹠膿疱症であると診断され、漢方を処方されたところ症状はかなり落ち着いたものの、完治にはいたりませんでした。
自力でやれることはやる
病名が分かったので自分でも色々調べてみましたが、原因は様々な説があり明確には特定できていないそうです。
対処法も様々で、試せるものを試していく中で少しずつ特徴が見えてきました。
ビオチン療法とは、サプリメントでビオチン(ビタミンH)とビタミンCとミヤリサン(酪酸菌)を食後に毎日摂取する方法です。
ちなみに、生卵はビオチンの吸収を阻害することがあるということが分かり、温泉卵やゆで卵にして摂取することにしました。
原因の仮説
そして、症状との長い付き合いと個人的に勉強したダイエットやファスティングに関する知識により、ある仮説に至りました。
という完全に一素人の仮説です。
どうやら掌蹠膿疱症は自己免疫疾患の一種で、
何らかの原因で攻撃対象がないのにサイトカインが過剰に分泌され、
白血球などの好中球が患部に集まり、炎症を引き起こす物質を生み出し、
膿疱が発生するという流れらしいです。
攻撃対象のウイルス等がいない、しかし何かを排除したがっている。
だができない。
これは免疫作用が混乱しているのではないか、その何かは毒素なのではないか。
現代人は毒を摂取しすぎています、それは日常口にする物の中に多く含まれています。
例えば、化学物質等の添加物や農薬等、水銀やニッケル、アルミニウムやカドミウム。
それらの有害物質を知らず知らずのうちに摂取し体に蓄積させています。
しかし、通常は体がもつ自然な解毒作用により毒素を便に吸収させて排出できるので問題ありません。
(ちなみに、便秘等により長時間便が体内にあると、便から毒素が体内に再吸収されてしまいます。)
この自然な解毒作用がうまく機能せず、解毒(デトックス)が追いついていないのではないか。
そして、主にストレスをきっかけにして免疫が過剰に反応してしまうのではないか。
よって次の2点にフォーカスした生活改善を行うことにしました。
2.ストレスをためない。
1.腸内環境を整え、解毒作用を正常に戻す
腸内環境を整えるとは、腸内の細菌バランス(腸内フローラ)を整えるということで、
具体的には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌(ひよりみきん)の割合を整えます。
日和見菌とは、腸内細菌の約7割を占めていて、どっちつかずの中性的な立ち位置なのですが、
善玉菌と悪玉菌の有利な方(数が多い方)に全力で見方するという性質があり、長い物には巻かれろ的な、
なんとも卑怯なやつらです。
つまり、善玉菌と悪玉菌のわずかな優劣が日和見菌の存在によって
大きな優劣に変わってしまうんです。
少しでも腸にとって悪いことを続けていたらとんでもなく体に悪いことになってしまいます。
現代の私達にできることは、
なるべく善玉菌が喜ぶものを摂取し、悪玉菌が喜ぶものを取らない。
つまり善玉菌を育てること。(プレバイオティクスといいます。)
もしくは、善玉菌そのものを摂取して腸にとどける。(プロバイオティクスといいます。)
そしてこのどちらも併用するシンバイオティクスが望ましいです。
私は具体的に以下のことを継続して行いました。
添加物系は可能な限りとらない。なるべく砂糖をとらない。なるべく小麦をとらない。飲み物は水、お茶、コーヒーのみ。
毎食時
食事は摂取するものに注意します。
オートミールや野菜で食物繊維の摂取を心掛け、善玉菌が喜ぶ食べ物を摂取。
そして、キムチ、納豆により善玉菌そのものを摂取していきます。
また、添加物は可能な限り摂取しません。コンビニ弁当やファーストフードは論外です。
砂糖は悪玉菌のエサになるので控えます。
どうしても食べたい場合は、オリゴ糖やステビアなどで代用します。
人工甘味料は腸内で毒素を発生させるため摂取しません。
小麦は、腸に穴をあけるリーキーガット症候群の原因になるため可能な限り控えます。
飲み物は基本水です。
砂糖が大量に入っている清涼飲料水はとりません。
毎食後
以下のサプリを毎食後摂取します。
新ビオフェルミンSを4錠(乳酸菌を摂取)
強ミヤリサンを4錠(酪酸菌を摂取)
ビタミンCを500mg、ビオチンを5mg(善玉菌の生育を促す)
亜鉛5mg程度(皮膚の代謝を助ける)
その他
抗生物質に注意
抗生物質は要注意です。
細菌を退治しますが善玉菌も悪玉菌も関係なく退治してしまうため
今まで苦労して築き上げた腸内環境がリセットされてしまいます。
医師とよく相談し、本当に必要な時以外は服用しないようにしましょう。
親知らずの抜歯
親知らずの下にたまたま大きな膿の塊が発見されました
これが関係していたかどうか不明ですが
血液中に毒素が回っていた可能性はあります。
即抜歯&膿の塊を除去し、放置していた残り3本の親知らずも抜歯しました。
間欠ファスティング
親知らずを抜歯したタイミングで、
どうせしばらく食べれないので
3日断食を行いました。
体中の毒素が排出され、健康体になります。
さらに、切開した歯茎の部分の治りがものすごく早いと感じました。
断食については正しい方法で行う必要があるため
こちらの書籍をご参考に。
全て行うのは中々ハードルが高いと思いますが
サプリだけでも継続すれば効果はあります。
2.ストレスをためない
2については、1により半分は達成できています。
というのも、腸脳相関といって、腸と脳は迷走神経でつながっており、密接に関係しているのです。
ストレスを感じれば腸内環境は乱れます。逆に腸内環境が良好ならストレス耐性も高まり、免疫も正常に機能していくのです。
長くなってしまうので2の話は別の機会に。
まとめ
このような意識はプロアスリートに似ていますね。
万全な状態を常に維持する努力があるから最適なパフォーマンスを発揮できて
他者と差をつけることができます。
基本中の基本であり、ベースがしっかりしていなければその先にある技術が十分に活かせません。
プロなのですからこれぐらいはきっと当たり前ですね。
その当たり前のことができている人達の中でさらに熾烈な争いを行うのです。
同様に、強豪がうごめく相場の世界において、デイトレードで勝ち続けたいと思うのであれば、常にコンディションを整える意識を持つのは最低限必要なことですね。
そういう世界で戦うことを選んだのです。
戦場に体調不良で行かないようにしましょう。
↓最後に、完治した今の状態の写真です。
掌蹠膿疱症が治り、脳のリソースを大きく解放できたことはもちろん、
脳のもやがとれてスッキリした印象があります。