【勝てない理由】意志力節約術を知らずに夜トレードをやることの愚かさとは

防弾チョッキを着た兼業トレーダーと、前頭前野と扁桃体が光る脳のイメージ。夜のトレードに備えて意志力を節約することを表したアイキャッチ 習慣

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HIROX

こんにちは、HIROXです。

 

このブログでは、FXトレーダーとして成功し、経済的、時間的自由を手に入れるための自己改革について解説しています。

 

さて、以前夜のトレードが危険であることをご紹介しました。

その中で、自分自身を律する力「意志力」がトレードにおいて重要であること、そしてケリー・マクゴニガルが『スタンフォードの自分を変える教室』の中で、自分の意志力が一日のどの時間帯に強く、どの時間帯に弱いのかを観察してみるよう読者に勧めていることをご紹介しました。
私がやってみた結果は、朝が一番強く、夜に向かって落ちていく、というものでした。
だからこそ、夜のトレードまで意志力を温存し、脳の負荷を減らしておくことが重要になります。

 

今回はその意志力節約術の話です。

 

脳の使い方を調整して1日を過ごす

最初に結論から言ってしまうと、

1.朝起きた瞬間からトレードに焦点を合わせて脳の使い方を調整する。
2.それを習慣化してしまう

ということが意志力節約のために重要になります。

具体的にどんなことをしていくのがいいでしょうか。

 

朝一番に考えるべきこと

まず、朝起きた瞬間に何を思うかは重要です。

なぜなら、最初に気持ちいい目覚めだ、心地よいと思うと一日はそのようになり、不快な目覚めだ、腹が立つ。と思うと一日中そのようになります。

それだけ朝一の思考は引きずられやすいのです。

 

私の場合、トレードをする日は朝一でこう思うようにしています

今日は素晴らしいトレードができる、ありがとうございます。

朝一で素晴らしいトレードができることを自分自身に確約してしまうわけです。

そうすれば無意識にそうなるように自分の思考や行動を選択していきます。

 

ここで重要なのは、「トレードで勝てる」ではなく、「素晴らしいトレードができる」ということです。

トレードで全勝はありえませんから、負ける日もあります。
それを理解したうえで、勝っても負けても自分で納得のできる素晴らしいトレード、やるべきことをしっかりやったトレードができる。と言い聞かせるのです。

 

仕事は手を抜く

続いて仕事中についてです。

トレーダーとしての独立を目指しているため

仕事はもはや本業ではなく副業です。

手を抜いて適当にやります。

もちろんやることはちゃんとやりますが、そこで疲弊しきることがないように。

適度に手を抜いてやるという意味です。

オフィスチェアに深くもたれ、両手を頭の後ろで組んで目を閉じ、力を抜いている男性。机には開いたノートパソコン

そもそも一般サラリーマンが出世競争に勝ったとしてもお金持ちにはなれません

頑張って自分を犠牲にして、大量の仕事をこなせばこなすほど金銭的な部分では損をします。

なぜなら時間単価が低いから。

 

かといってそれで出世するのかというとそれは運であり運よく出世してもさらなるハードモードの継続。

その割にそれほど給料は増えない。

むしろ疲弊した自分を慰めるべく浪費が増えてちっとも生活は豊かにならない。

給料泥棒と言われようが仕事しないでただ席にいる働かないおじさんになった方が100倍時間単価がいいし、ストレスかからないし、幸せに暮らせます。

悲しいですがそれが事実。

 

しかし、その働き方は楽しいでしょうか。

 

それに気づいてからサラリーマンで頑張ることを辞めました。

 

いやなことはやらない。
はっきりと断る。
その方がむしろうまくいきます。

自分に正直に、活き活きと振舞っている人の方が不思議とうまくいくものです。

仕事はそれなりに楽しむとこだけ楽しむ。

無理はしない。

 

そして自分にとっての本業、トレードのために力を温存しておく。

夜はスーパーヒーローとして活躍する裏の顔があるみたいで悪くありません。

 

無駄な判断を減らす

本書では、意志力は筋肉のようなもので、使えば使うほど消耗していく、という考え方が紹介されています。ストレスを感じたとき、何かを選択したとき、感情が大きく動いたとき。そのたびに目減りしていく、という説明です。

脳の中で実際に何が起きているのかを、私は証明できません。ただ、自分の一日を振り返ると、判断の回数が多かった日、感情を揺さぶられた日ほど、夜のトレードの精度が落ちていました。
ですから私は「一日に下す判断の回数を、あらかじめ減らしておく」という前提で一日を組み立てています。
なお、意志力が本当に「使うと減る資源」なのかについては、専門家の間でもいまだに議論があります。マクゴニガル自身、同じ本の後半では「限界を感じるのは脳にダマされているだけ」と書き、意志力は尽きるという見方そのものに疑問を投げかけています。
ここから先に書くことは、確立された科学の話ではありません。これは私個人が試して自分に合っていた一日の設計であり、万人に当てはまるものではありません。
例えば、余計な選択を減らします。

スティーブジョブスが余計な選択を減らすため、毎日同じ服を着ていた話は有名です。

仕事でスーツを着るのであれば、ワイシャツもネクタイも全部同じでもいいかもしれません。

他にも簡単なことをルーティン化してしまって無駄に考えないようにしたり、

いっそやる必要ないことは辞めてしまうのが一番いいですね。

 

私は、朝も昼も食べないので何を食べようか考える必要が一切ありません

これはかなり快適です。

昼は何を食べようか、どこに行こうか、混んでそうだなとか。

全く考える必要がないのです。

判断の回数そのものを道具で減らす話は、こちらに書いています。

 

上手に脳を休ませる

意志力を節約するために脳を上手に休ませる必要があります。

休憩しているようで実は脳は休憩していないことがよくあります。

 

例えば、ちょっと休憩と言ってスマホでネットサーフィンしたりSNSをチェックしたりしていませんか?

これは脳にとって全く休憩になっていません。

むしろ、大量の情報を処理しようとし活動をしています。

本当に脳を休ませたいのであれば、

何もせずぼーっとする。この一択です。

窓辺の壁にもたれ、紙コップのコーヒーを片手に目を閉じて休んでいる男性

通勤電車の中でスマホは見ません。

ただ景色を見ます。

 

昼休みもネットサーフィンでPCいじったりしません。

コーヒーをのみながらただおいしいと思います。

 

食事しながら

ニュースチェックしたり資料読んだりしていませんか。

このようなマルチタスクは最悪です。

脳はマルチタスクできるようになっていないため

同時並行でやっているようでも実際は処理をいったりきたりさせているだけで

脳の疲弊は著しいのです。

 

帰宅後も気を抜かない

定時になったらスパッと帰りましょう。

残業は全く無意味です。

他人に何と思われても関係ありません。

職場の人間と関わる時間をなるべく短くした方が自分の成長のためになります。

 

無事家に帰ってきてからも家族や同居人がいる場合は要注意です。

こちらは一日をかけて力を温存してきましたが、相手は違います。仕事や家事で一日を使い切ったあとの夜は、誰でも余裕がなくなりやすい時間帯です。
私の実感でも、つまらないことで言い争いになるのは、決まって夜でした。

自分が一歩引いてはるか上空の次元から俯瞰してあげましょう。

同じレベルで言い争ってはダメです。ここで消耗すれば、一日かけて温存してきたものが無駄になります。
また、夕食の食べ方も私は決めています。いきなり炭水化物をドカ食いしない。食物繊維から先に食べる。

私の場合、これをやらなかった日は食後に強い眠気と気だるさが来て、その日のトレードはうまくいかないことが多かったからです。

私がここまで意志力を惜しむのは、夜に待っている取引が理由です。損失のあとに、取り返そうとして行う取引。判断の基準点を「相場」としていた状態から「自分の損失を元に戻すこと」へ移してしまった取引を、私はリベンジトレードと呼んでいます。

これは、意志の強い日に起きなくて弱い日に起きる、というものではありません。残っている意志力がゼロに近い時間帯に起きます。だから私は、夜まで残すという設計のほうを選びました。

 

少なくとも防弾チョッキぐらいにはなる

トレード前には、可能であれば仮眠をとります。私の場合は、短く眠ったあとのほうが、明らかに落ち着いて相場を見られました。
そして、いよいよトレード。

あとは冷静にやるのみです。

朝、自分と交わした約束のとおりに。勝っても負けても、やるべきことをやり切った素晴らしいトレードをする。それだけです。

 

以上のようなことが意識しないでも当たり前にできるよう習慣化してしまいましょう。

余計な判断が不要になるのでさらに省エネ運転ができます。

 

やりすぎだと思いますか?

そんなことはありません。

これだけ対策しても、相手の条件にはかないません。
日本の夜は、アメリカ在住のトレーダーにとっては朝であり昼です。こちらが一日を働き終えた時間に、彼らは一日を始めたばかり。同じ相場に、まったく違うコンディションで向かい合っているわけです。

しかも相手は、ステータス異常なしのプロ集団。時差というだけで、それだけ不利なのです。

そういう人たちを相手に戦わなくてはならないのです。

無対策でいれば、いずれ狩られます。

▼実際、私自身も持病(掌蹠膿疱症)を放置していた時期は意志力が著しく低下し、トレードにも支障が出ました

錆びたナイフだけで銃撃戦に参加してはならない

デイトレード
著オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ

 

少なくとも防弾チョッキぐらいにはなるでしょう。

 

まとめ

猛者達に狩られず、勝ち続けるために

自分の意志力が一日のどこで強く、どこで弱いのかを知る。そのうえで節約し、習慣にする。

 

最後にひとつだけ。あなたが一番冷静に判断できるのは、一日のうちのどの時間帯でしょうか。
一週間、意識して観察してみてください。答えが出たとき、変えるべきなのは手法ではなく、一日の組み立て方だったと気づくかもしれません。
そもそも損切りができないのはなぜなのか、という根っこの話はこちらです。

意志力を節約するという考え方は、私が続けてきた自己改革の一部です。全体像はこちらにまとめました。

私は、感情的になった自分を意志で止められるようにすることはほぼ不可能であると考えており、可能な場合でも、その道は非常に険しく相当の日時を要すると判断しています。だから「設定で止める」仕組みのほうを作りました。MT4・MT5向けのツールです。

どういう仕組みなのかを読む(無料でお試しいただける版があります)

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